あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
問題を教科ごとに類別。巻末に資料(付表・付図)を添付している。
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東洋的医療の中でも、その伝統を最も色濃く受け継いでいるのが、この三つの国家資格かも知れない。
一応、この三つの資格は別個のものだが、養成学校では、次のようなコースを用意している。
・あん摩マッサージ指圧師の一つだけ学ぶコース
・はり師ときゅう師の二つを学ぶコース
・三つとも学ぶコース
したがって、多くの資格者は複数の資格を有している。
「あん摩マッサージ指圧師」を分解して「あん摩師」とか「マッサージ師」とか「指圧師」と呼ぶことが多いが、国家資格の観点から言えば、すべて「あん摩マッサージ指圧師」である。
資格者のポリシーによって、それぞれ自分の好みで呼んでいるに過ぎない。
たとえば、「指圧の心は母心」で有名な浪越氏の日本指圧専門学校も、「指圧師」ではなく、あくまでも「あん摩マッサージ指圧師」の養成施設である。
街を歩いていると、十年前に比べて随分と、これらの治療院の看板が多くなった。
つまり、どんどん新規独立開業しているが、閉店する治療院はない。
してみると、この業界は世の中不景気にもかかわらず需要が増加している。
理由は、高齢化社会の進展と同時に西洋医学への不信があるのかも知れない。
資格取得方法
厚生労働大臣が指定した養成施設で三年間学ぶ。
そして国家試験に合格しなければならない。
隠れた人気資格となっていて、養成施設への入学倍率が5〜10倍あるのではないかと、言われている。
時々、
「多くの視力障害者が従事している → 誰でも簡単に資格を修得できる」
と思っている人がいるが、これは完全な誤解である。
なお、中高年の転職組が多いのが特徴である。
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