医療と介護の関係
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医療と介護は切っても切れない関係です。
介護保険導入前は、実質的に介護サービスも医療保険でまかなってきました。
2000年の介護保険導入後は、医療保険の外来医療分の訪問診療や訪問看護などが一部介護保険へ移動し、入院医療分の、療養病床の入院料一部と老人保健施設の入院料などが介護保険へと移動しました。
ただ、保険が変わったからといって、提供するサービスは医師や看護師を中心として提供されるため、医療と介護の連携は変わることなく行われます。
たとえば、医師が医療保険で患者を診察して訪問看護を依頼し、この依頼に基づいて看護師が介護保険で訪問看護サービスを提供することなどは、医療と介護の連携にはかなりません。
国はなぜこのような複雑な制度をつくったのでしょうか。
答えは、医療財源の枯渇にあります。
そのため、新たな財源の確保と医療費の効率的利用が至上命題でした。
度重なる健康保険料の増額と患者自己負担により、これ以上の負担は望めないため、介護保険という老人の介護を対象とした保険が創設されたのです。
医療保険では、重症度による保険の支払い限度がないため、いわゆる社会的入院による医療費の浪費が問題となっていました。
そのため、介護保険では要介護認定を行い、それにより重症度が決められることになったのです。
要介護度は、重症度に応じて給付される全額が決められるのです。
このような介護度に応じた給付とすることにより、介護保険はサービスを効率的に利用することとなっています。
介護保険は、医療保険が名前を変えた、医療財源集めと効率的なサービスを提供する制度なのです。
介護保険の特性(医療保険との違い)
- 介護サービスの内容は本人の「要介護度」だけで決まる。
- 給付額に限度がある
- サービスの内容はその限度額の範囲内で本人と家族が決める
- 年齢制限がある。65歳以上は無条件でサービスが受けられるが、40~64歳は15種の特定疾患に限りサービスが認められる
- 市町村の責任が大きくなる
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